Roland AP-640
レジンインクってどんなもの?
簡単にRESINとは、水性インクです。水性インクでありながら、コーティングされていないさまざまな基材に印刷することができる加熱定着型のインクです。専用に設計されたドライヤーユニットによって加熱・乾燥させる事で、様々なメディアに印刷する事が可能。通常水性インクといいますと、インクが乗るようにコーティングされた素材にのみ印刷ができませんが、RolandのRESINインクは幅広い素材に印刷ができます。
Roland DG AP-640 ¥2,398,000.-(税抜)
■水性ベースのインクなのに多彩な対応用途!
優れた安全性、延伸性、耐候性を兼ね備えた新開発TA-Ink。屋外サイングラフィックから屋内インテリアデコ用途まで幅広く対応。
■ここがスゴイ機能! その1
新ヘッド✕印刷速度
新型プリントヘッドを採用
ー 耐久性に優れたピエゾ方式
ー 最高解像度1200dpi
ー スタガ配列を採用により高い生産性を実現
ー 従来機RF-640比で2.8倍の印刷速度
【新ヘッドの特徴】
速度向上:標準モードで14.7m2/時、高品質モードで10m2/時
安定の高生産性:シリーズ最高の2.8倍の生産性を実現。細かい画質迄再現できます!
ここがスゴイ機能! その2
インク乾燥システム✕効率化
レジンインクの乾燥条件に合わせた、新開発の乾燥システムを標準装備。
ー ファンでエアカーテンを形成。温めた空気を逃さない機構により、効率的に乾燥温度のコントロールが可能。
ー 安全面に配慮した設計のため、作業者への負担を軽減。
【新乾燥システム】
ヒーターの硬化システムが優れております。速乾性あり!乾燥時間がいりません。
温度が上がる時間が他社機種に比較して短いので、トータルの生産時間が短縮されます。
ここがスゴイ機能! その3
True Rich Color3✕TA-Ink
既存TrueVISシリーズにおいて定評のある、印刷設定「True Rich Color3」と新開発のレジンインクと組み合わせにより、高品質な印刷表現を実現。
ー 新開発レジンインク「TA-Ink」の速乾性により、優れた小文字、細線品質。
ー バリアブルドット技術により、CMYKの4色でなめらかな中間色のグラデーションを再現。
VG3(4色)と比較し、遜色ない色域をカバー。
ー 競合と比較しても、緑や紫のエリアについてはとても広い色域をカバー。
色再現性
ー 優れたインク、ヘッドと広い色域をもったAP=640。4色でも高発色。写真もバリアブルドット技術で滑らかな発色で再現!
ここがスゴイ機能! その4
【優れた巻取機能】
高速印刷ができ、発色が良くてもまだ完成にはなりません。
そうです、プリンターの素材送り、巻取などトータルで稼働してプリント物が完成いたします。AP=640は最新の各機能を搭載して寸法精度が良い制作物が作れるプリンターとなりました!
コワタのここがポイント!
後発の強みもありますが、正直、すごいプリンターだと感心致しました。
長年溶剤を使用している看板屋さん、水性プリンターをだけをずっと使用しているユーザー、複数店舗を持っている会社のデザイン室、街中のディスプレイ会社、においや操作環境が気になる、短納期対応が多い、色々な素材に印刷したい、出力センター、写真現像所、サインディスプレイ業界へ新規参入したい会社向けです。
2010年に販売を開始したLatexプリンター。水性ベースのインクジェットプリンターでHPが独占をしておりましたが、ここにきて水性ベースのRESINインクを搭載した各社販売されてきました。
先日、RolandDGさんのショールームにお邪魔して実機を見てきましたが、HP Latexプリンターの立ち上げの第一世代からに携わったものとして、RolandDGの第一世代のRESINプリンターと比較をすると当時HPのLatexプリンターでトラブルだったところが全て解消されていました。
後発の強みもありますが、すごいプリンターだと感心致しました。
営業さんにも話を聞きましたが、販売も好調なようで、市場の反応が製品の評価につながっているのだなと思いました。
私がこのプリンターをどんなお客様に奨めるのか考えると、長年溶剤を使用している看板屋さん、水性プリンターをだけをずっと使用しているユーザー、複数店舗を持っている会社のデザイン室、街中のディスプレイ会社、においや操作環境が気になる、短納期対応が多い、色々な素材に印刷したい、出力センター、写真現像所、サインディスプレイ業界へ新規参入したい会社でしょうか。
お客様からの情報では、水性ベースのインクを使用しての入札も増えているとのこと。
短納期、働く環境改善、低価格対応もこの一台で解決できるかと思います。 ご興味があるお客様は是非当社にお問合せ下さい。